髪の毛の伸び方にも人によって速い場合と遅い場合があります。
一般的な数値で見ると毎日0.3mmから0.4mmほど伸びていて、1カ月では1cm伸びるといわれています。
これを知らないと、抜け毛対策をしてもなかなか効果が出てこないと不安に思ってしまいます。
髪の毛はゆっくりと成長していくものですので、焦らずに待つ必要があります。

髪の毛を作り出している頭皮を見てみると、やはり顔などの皮膚と同じように一定周期での生まれ変わりを繰り返しています。
28日周期ということを考えると、それほどのスピードでは伸びないことも納得できます。
稀に非常に速いスピードで髪の毛が伸びていく女性もいますが、そのような人は体内の環境がとても良くて頭皮も健やかな状態であり、生活に関する問題も抱えていないと考えられます。
スピードの速い人の髪の毛はとてもしっかりとしていて丈夫で、全体的なボリュームも十分であることがほとんどです。

以前は良いスピードで伸びていたのに段々と伸びなくなったという場合、毛包や毛母細胞の働きが衰えているかもしれません。
毎日の伸びる量が少なくなっても短期間で元に戻れば影響は限定的です。
しかし、長引いてくると髪の毛の成長スピードに影響が出ますので、全体的なボリュームや髪質にも変化が生じます。
なぜスピードが遅くなったのかを突き止めるにはかなりの労力が必要であり、一つの原因だけではなく複雑に絡み合っている可能性もあります。

髪の毛の伸びるスピードは、髪の毛の健康のバロメーターと見ることもできます。
抜け毛が増えてしまっても再生スピードや成長スピードが速ければ薄毛には悩まされません。
女性男性型脱毛症の場合には毛包や毛母細胞の働きにまで影響が現れますので、当然成長スピードにも影響が生じます。
男性ホルモンの影響を受けているかを判断することは難しいのですが、抜け毛が増えてきたら可能性はあると思っておいた方が無難です。

髪の毛を速く伸ばしたいと思うのなら、頭皮環境を健やかにしなければなりません。
頭皮にトラブルが見られるような状態の時には細胞分裂のスピードも遅れがちになります。
頭皮は健やかな髪の毛を作り出す土台となるものですので、その土台も健康な状態にしなければなりません。
頭皮ケアは抜け毛対策を行う多くの人が実践するのですが、女性男性型脱毛症を患っている時にはなかなかコンディションが定まらないようです。

女性男性型脱毛症は男性ホルモンの働きによる影響を受けるものですので、ホルモンバランスを整える対策を行うこともお勧めです。
どのような原因でスピードが落ちているのかを特定することは難しくても、ホルモンバランスを整える対策を取り入れることはそれほど難しくありません。
ホルモンバランスを乱している要因は日常生活の中に潜んでいることも多いので、まずはすぐにできる対策から始めてみることが大切です。